この前、三宮のペットショップのワンちゃん、猫ちゃん・・・可愛かったなあ~


こんな子たち・・・





さて、ペット周りのビジネスもいろいろあります。

ペットショップ、トリマー、ペットホテル、ペット服、もちろんペット病院。



最近のペットビジネスの中でも新しいものとして、ペットタクシーがあります。

ペットタクシーの開業の仕方をザックリとお話しましょう。



「ペットタクシー」には2種類の開業方法があります。


①一般的なタクシーのようにお客様を乗せ、ペットも一緒に乗れる

②飼い主さんは乗せずに、ペットだけを預かり目的地まで運ぶ



①のように飼い主さんも一緒に乗れるタクシーにしたい場合には、

個人タクシーとしての許可が必要になり、許可を取得するためには

様々な厳しいハードルや試験があり、

申請してから許可がおりるまでとても長い時間がかかります。



新たに個人で開業する場合には②のタイプで開業することがおすすめです。




法律ではペットは全て「物」として扱われています。

そのため、タクシーに乗ることができる対象を「ペットのみ」に絞ることで、

「貨物運送業」としてペットを預かり飼い主さんのご希望の場所まで

連れていくことができます。


つまり宅配便と同じような考えです。



また「貨物運送業」にも


・一般貨物自動車運送業

・貨物軽自動車運送業

・特定貨物自動車運送業



というように3種類に分かれるのですが、

「一般貨物自動車運送業」は自動車のサイズが大きく、一度にたくさんのものを

運ぶことができるメリットがありますが、申請手続きは大変だし、

車を5台以上準備する必要があります。



ペットを目的地へ連れていくため、一度にたくさんのペットを運ぶことは

多分おそらくありませんから「一般貨物自動車運送業」は

ペットタクシーには向いていないでしょう。わかっとるわ?ですね。




「ペットタクシー」には2番めの「貨物軽自動車運送業」が一番適していると思います。


これは4ナンバーの軽自動車を使用してペットを運ぶことができる許可で、

申請内容に問題がなければ申請から30日ほどで営業を開始することができます。



ペットサロンやペットホテルなどで送迎料金を取りペットの移動をしている

事業者がいますが、この場合にも「貨物運送業」の許可を取得する必要があります。



また、大事なペットを預かりますから、きちんと「寄託契約書」や「利用規約書」などの

整備もしっかりとすることで、様々なトラブルを予防する必要がありますね。



運送業開業ページ>>>



そういえば、「ペットタクシー」のコミックもあるんですね~







  

Posted by ツナギスト 木下喜文 at 09:06Comments(0)許認可