NPOって聞くと即ボランティアと思いがちです。

確かにNPO法人でボランティア活動をしているところはたくさんあります。

NPO法ができるきっかけとなったのも

阪神・淡路大震災でのボランティア活動からですしね。

でも、NPOとボランティア活動は同じではありません。




NPOとは Non Profit Organization の略語で「非営利組織」

すなわち、営利を目的としない組織のことをいいます。



そして、NPO法人は、社団法人の一種として、NPO法に基づいて

都道府県または指定都市の認証を受けて設立された法人のことをいいます。

NPO法は正式には「特定非営利活動促進法」という名称の法律で、

NPO法人も正式には「特定非営利活動法人」といいます。




この「特定非営利活動」とは、

(1)法が定める20種類の分野に当てはまること

(2)不特定かつ多数のものの利益の増進に寄与することを目的とする

活動のことです。



ただし、

「非営利」とはお金をもらってはいけない、ということではありません。

NPOの「非営利」の意味は、利益の分配をしないということです。




つまり、余ったお金を社員(従業員のことではなく会員のこと)で

分けてはいけないということなんです。

このルールを守っていれば、事業収入を得てもいいし、

職員が給料をもらうこともできます。

NPOは、ボランティア、無報酬の活動をすることではありません。



活動が順調にいって、利益がでたら、そのお金を使ってさらに社会貢献しましょうね。


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Posted by ツナギスト 木下喜文 at 14:56Comments(0)法人設立